台車の転倒について
販売責任者販売責任者

荷物を落下させることにとどまらず、台車自体までも転倒させる危険があります。十分に安全確保お願いします。

台車の転倒について

台車を使用する場合、少しでも多く積載し一度で仕事を終えたいと思うことが多々あります。その場合、台車に荷物を高く積み上げて運ぶことになり重心が高くなり転倒の可能性が高くなります。一般平坦路から傾斜路に入った場合、転倒事故の可能性があります。どうすれば防げるかと言えば、適正な積み方をすることが一番です。

または台車の方を余裕あるサイズ・荷重あるものを選ぶことになります。

台車が転倒しにくい形 は下記の通りです。

①ホイールベース間隔(B)を広げること。ホイールベース(B)は幅方向の車輪間の距離です。これを広げれば、荷物の重心が低くなり横倒れの可能性は低くなります。

②トレッド間隔(A)を広げること。トレッドは進行方向の車輪間の距離です。これを広げれば、荷物の重心は低くなり進行方向での倒れの可能性は低くなります。

台車の重心について

ホイールベースとトレッドで運搬時の安定を考えればよいことになります。しかし、距離を広くとれば、当然、台車は大きくなります。荷物の容量・質量を考えてバランスよく考える必要があります。

製造責任者製造責任者

ある会社では、H/A、H/Bをそれぞれ数値で何々範囲にするなど独自の安全基準を設けられています。
お客様の方で的確な安全基準を作成して下さい(*当社からは数値指導はしていません)。