芸術品を運搬する重荷重対応の台車
展示会場などで芸術品を搬入、搬出させる時に使用する台車です。中から重荷重までの荷物を幅広く使用できます。旋回部はターンテーブルを使い、軽く舵取りできます。
リヤカーのように人が牽引します
この台車は、手押し台車をベースとせず構内トレーラーをベースとしています。今回は人が牽引して運搬しますが、動力車が牽引すると同等の頑丈さと機能を持っています。
旋回部にはターンテーブルを使い軽く舵取りできるようにしました。タイヤはノーパンクタイヤを使い重荷重に対応しています。牽引部はリヤカーのように人が牽引しやすい形状となっています。荷台床は滑らないように板張りとなっています。
こ台車に使われている足回りユニットおよびノーパンクタイヤ
上記の芸術品運搬台車に使用されている台車部品を紹介します。重量物を運搬する重要な部品となります。この部品は中部産業販売サイトで取り扱いしています。ご利用下さい。
構内けん引台車用 2WSターンテーブルユニット
前輪に旋回機能があり、後輪は固定です。前輪の旋回機能はターンテーブル式です。非けん引時の人力による位置合わせなど操作が容易です。また構造が簡単で、保守管理はほとんど不要です。
ノーパンクタイヤサイズは荷重に応じて選べます。
上記の動画は車軸を旋回させる部品_ターンテーブルの動きを簡単に見せています。
構内けん引台車用 ノーパンクタイヤ
構内トレーラーなど重量運搬に利用される産業車輌に多く使われます。手押し台車用(4km/h以下)と違い速度が違います。約8~10km/hを想定しています。そのため頑丈である必要があります。軸受け部にはハブと言う部品を使い、その中にベアリングを圧入しています。ホイールも肉厚があるものを使用します。タイヤは重荷重用となるとノーパンクタイヤを使用することが多くなります。
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台車屋が教える
無理して運ぶのでなく、大切に運ぶことが重要です
市販の台車では荷台大きさ、積載荷重が対応できないため使用できませんでした。そこで荷台を大きくし重荷重対応にすることで幅広い大きさ、重さの芸術品を運搬することができ省力となりました。
目標は「大切な物を運ぶ」です。これを意識して工夫することが重要と思います。