航空機電源を専用で運搬します
飛行場で航空機の電源を格納庫から滑走路まで運びます。なるべく軽く押せるようにします。重量ある電源を運ぶには専用仕様でないと無理が発生します。重量運搬には作業効率化が必要です。
専用だからこそのメリット
重さ800キロの電源を格納庫から滑走路上の航空機の下まで運ぶために製作しました。精密機械であるため振動防止対策としてスプリングキャスターを使用しています。また、車輪は始動抵抗の良いワンランク上のゴム車輪「スーパーソリッド車輪」を使用。
電源に合わせての大きさ、コードの取り回しなども工夫しました。
この台車に使用したキャスター
スプリング使用で、衝撃を緩和し、製品運搬による擦り傷や騒音が減少します。走行時の荷物へのダメージを減らします。重量物となる精密部品等の運搬車に最適です。自動車工場での使用が一番多くなっております。
反発性の高いゴム車輪SST車輪(スーパーソリッドゴム車輪)を設定することで始動時、走行時の快適性を求めました。効果としては騒音減少、振動と衝撃の緩和、始動抵抗減少が得られます。
スプリングキャスター
コイルスプリングで衝撃・振動をやわらげ騒音の発生も減少。
キャスター型式 | 車輪径 | 最大許容荷重 |
---|---|---|
200J-SST-R | 200mm | 250kgf |
種類 | – | – |
スプリングキャスター |
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中部産業㈱
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台車屋が教える
重量物運搬を少しでも軽く押すことを考えました
電源装置が重いため、少しでも軽く押すことをキャスターに求めました。
スプリングキャスターを採用し、できるだけ車輪径が大きいタイプを選択し、スプリングの反発力と、車輪の弾力性を利用して押す力を軽くしました。
またスプリングキャスターは振動を抑えることもでき、電源装置を守ることができます。