精密部品パレットを相手側搬送機へ移動
次工程の搬送機へ物流をつなげるために昇降台車を使用します。前工程から運搬し、次工程の搬送機に合わせ上昇させ移動させます。作業者が行うと大変な作業です。そこで昇降台車の利用を考えました。
前工程と次工程を上下・横移動で結ぶ
生産工程で前工程と次工程が同じラインでない場合があります。これをつなげる物流を考える必要があります。作業者が、これを担うには無理があります。そこで昇降台車で検討することになりました。台車、コンベアで横移動、そして上下昇降で解決させました。
前工程と次工程はコンベアラインとなっており、高さが違います。そして搬送物はパレット上にあり、それを段重ねして運搬する予定です。そこで昇降台車に以下の対策が必要となりました。
- 昇降台車の最高位では足りないのでかさ上げする必要があります。
- スムーズな移動のためにローラーコンベアの取付が必要です。運搬中、動かないように可動、固定ストッパーを取付けます。パレットを段重ねするため、転倒防止を含め、高めの側面ガードを取付けします。
- ある昇降位置で止まるように、上昇端ストッパーと下降端ストッパーを取り付けします。
- 駆動部にはジャバラを取付け安全対策します。
- 高さ微調整のため、かさ上げ架台にアジャストボルトを取付けします。
以上の対策したのが、下記の写真となります。